院内外の多職種の方とも連携
脳の病気一般に対する診断・治療をおこなっています。
認知症に対しては、神経学的診療を基本として、神経心理学的検査、画像検査、補助的血液・マーカー検査等を実施し、院内外の多職種の方とも連携し、本人視点を忘れずに、医療以外のことについても、できるだけ支援したいと考えています。各種脳疾患のセカンドオピニオンや専門医紹介依頼にも応じます。
認知症外来診療では、医師診察とMRIやCTによる画像診断はもとより、医療ソーシャルワーカーによる生活状況や症状(お困りのこと)の聞き取り、言語聴覚士による神経心理検査などを行い、それら結果を基に医療チームとして治療の方針を決めてまいります。鑑別診断の精度を高めるためにバイオマーカー検査も重視しています。
これら検査や面談の必要から診療は予約制とし、ご家族または患者さんの生活状況をよく知る方のご同伴をお願いします。また、診療開始にあたっては、診療上必要と考えられる医療・介護・行政機関等からの情報の収集および提供について同意をいただきますので、予めご了承ください。
メッセージ
脳外科疾患以外にも認知症や高次脳機能障害に対して、介護や福祉との連携を通じて本人視点を忘れずに関わりたいと考えています。