ペインクリニックとは「痛み」を治療する診療科です。
痛みがあると、日常の動作が制限され生活に支障が出現します。また、つらい痛みは気分が落ち込み、元気も無くなります。
つらい痛みやしびれが長く続くと、痛みは慢性化しやすいといわれており、痛みの原因は治っているにもかかわらず、痛みだけ残ってしまうこともあります。さらに、慢性化した痛みは、治療が奏功しにくくなるともいわれています。
当科では、現在ある痛みの軽減を図ることで、痛みで失った日常生活を取り戻していくことを目標として、神経ブロックを中心に薬剤や理学療法を取り入れて治療にあたります。
具体的な疾患としては、頸肩部痛（五十肩など）、腰痛（椎間板ヘルニア、ぎっくり腰など）、関節痛（変形性関節症など）、神経痛（三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛、糖尿病性神経障害など）、帯状疱疹関連痛、閉塞性動脈硬化症などの血行障害、などがあげられます。
